地域によって味わいに大きな差がある味噌。皆様は、味噌といえばどんな味噌を思い浮かべられますか?
愛知県民である管理人たこいとは、味噌というとやはり赤味噌を思い浮かべます。愛知の味噌で有名なものといえば岡崎市の八丁味噌ですね!
よく県ごとの食文化を扱う番組で名古屋は何でも味噌をかけて食べる、みたいに宣伝されています。
私は実際そんなに毎日味噌ばかり食べているわけではないです。
名古屋で味噌と言えば赤味噌なのは間違いないですが、正直私は赤味噌よりも合わせ味噌の方が好きです(笑)
さて意外かもしれませんが、実は愛知のお隣り岐阜県でも味噌を使用したとっても美味しい郷土料理がたくさんあるんです!
今回は、味噌を使用した岐阜県の美味しい郷土料理を3つをご紹介させていただきます!
岐阜県の美味しい味噌郷土料理3選♪
朴葉(ほおば)みそ
朴葉みそとは、ホオノキの葉の上に自家製みそ・ねぎ・キノコ類・山菜などを絡めて載せ、焼いて食べる岐阜県飛騨高山地方の郷土料理です。
もともとは冬場に凍った漬物類を溶かして温めて食べやすいようにみそを加えて食べたのが起源だと言われていますが、最近はさらに肉や野菜を載せて一品料理として提供されることが増えています。
私は、実は以前に一度この『朴葉みそ』単体の記事を投稿しております。
以前、岐阜では無いのですが愛知県の犬山市に旅行に行った際旅館の朝食で出てきた朴葉みそに感動して記事にした、という経緯がありまして…。
その朝食で出た朴葉みそはお肉は入っておらずキノコと山菜、刻みネギだけのシンプルなものでしたが、こうじ味噌のコクと山菜やネギの香ばしさが絶妙に絡んでとてもとても美味しかったです!
その時に旅館で自宅用に買って、帰ってからもう一度家でも楽しんだ朴葉みそがこちら⤵
朴葉味噌 飛騨 日下部味噌醤油醸造 木桶熟成味噌仕込み 朴葉みそ 朴葉3枚入 (300g) 価格:842円 |
赤味噌感の強いこうじ味噌のコクがとても深く、味もかなりはっきりしています。私はバターを溶かして豚肉とネギを入れて食べましたが、ご飯が何杯でも進んでしまう美味しさでしたよ!
鶏ちゃん(けいちゃん)
元々は飛騨地方南部の下呂市や奥美濃地方の郡上市の家庭料理で、養鶏していた鶏が卵を産めなくなった時に食べたのが起源だという説が有力なようです。
一口大にカットした鶏を、タレで味付けして調理した料理が鶏ちゃんの定義だそうで、味噌ベース以外にも醤油ベースのものもあるようです。
1960年代から地元岐阜県のお肉屋さん、居酒屋さんが独自に改良して今日のような料理となったと言われています。
私が初めて本場の鶏ちゃんを食べたのは下呂温泉に友人たちと泊まりに行った時のことです。鶏ちゃん専門店の『杉の子』さんにて食べました。
日本三大名泉として非常に有名な下呂温泉なだけあり、街中にも美味しい飲食店さんが多く、せっかくだからと繰り出した杉の子さんで食べた鶏ちゃんに感動したものです!
下呂市では『鶏ちゃん食べ尽くしマップ』を観光サイト『げろたび』にて公開しています。もしご興味がある/食べに行かれる方は是非ご参考ください。(げろたび:下呂市の観光サイトhttps://www.city.gero.lg.jp/site/kanko/1238.html)
価格:13,000円 |
豚ちゃん(とんちゃん)
先ほどの鶏ちゃんに響きが似ているこの豚ちゃん(とんちゃん)。
岐阜県飛騨市神岡町では、牛のホルモン(胃や腸などの臓物)を味噌と醤油ベースの特製タレで味付けして野菜とあえて焼く料理として、豚ちゃんが郷土料理になっています。
この飛騨市神岡町では豚ちゃんはご当地グルメとして知られており、公式観光マップも準備されているほど力を入れています。
ホルモンと野菜と特製タレ、それぞれの旨味がマッチしてコク深い美味しさ!これもご飯何杯でもいけちゃうこと請け合いです。
【ふるさと納税】「元祖みたけとんちゃん(2種)」と「元祖みたけからあげ」セット(各4袋) 価格:10,000円 |
岐阜県の美味しい味噌郷土料理 まとめ
今回は、岐阜県の郷土料理の中でも味噌がベースの味付けとなっている三つの料理をご紹介しました。
郷土料理には土地毎の生活の知恵や工夫が詰まっていて、同じ岐阜県内の味噌ベース郷土料理でも個性が分かれていて面白かったです♪
個人的には『豚ちゃん』はお店で食べたことがまだないので、観光に出かけた際には絶対チャレンジします!!
新型コロナウイルスが再度感染増加の兆しを見せている状況ではありますが,感染対策に万全の備えをしてお出かけくださいね。
遠方に出向くのが難しいけど、せっかくだから食べてみたい!という方は、各料理の紹介の最後にお付けしているたこいとオススメをお取り寄せしてご家庭で味わってみてくださいね!
今回の記事はここまでです!最後までお読みいただきありがとうございました。
よろしければ他の記事も読んでみてくださいね。
それではまた、ごきげんよう。
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